社員が語る等身大の東京濾器:設計開発(海外補給フィルタ) W.M の場合

設計開発(海外補給フィルタ) 
W.M
工学部 交通機械工学科出身

私の仕事

大学時代:交通機械科で機械系と自動車系の基礎を学ぶ
2009年4月入社:エレメントGr配属。O/F、F/F、CVS用のカートリッジやエレメントについての基本設計や新規開発を行う。
1年目:O/F、F/Fの基本知識、濾材物性測定及び性能推測、CAD技術習得等を担当。
2年目:CVS用エレメントの改良、改善等の業務を担当。
3、4年目:海外案件の設計業務を担当。
5年目:海外案件及び国内案件の設計業務や不具合業務を担当。
6年目:海外フィルタTへ異動となり海外案件業務専任となる、F/Fライン品立ち上げ等の第2純正品の量産立上を経験。
7年目:O/FやF/F等の設計業務を担当 現在、インドネシアの企業と協力してフィルタ(O/F、F/F)の設計を行っている、安価に製品を作るために工場の実力に合わせて設計を行わなければならないため日本工場と同じ設計をすると、図面通りに製品が作れないことが発生する、実際に物や工場を確認し設計的な落としどころを見つけながらの設計は非常に苦労する。 また、国民性の違いには悩まさせられることがある、具体的には「ちょっとの寸法はずれは気にしない、製品が汚れていても気にしない」などがある、日本人とすれば違和感はあるが「大量生産大量消費」の風潮があるためそれが悪いとは言えない、日本設計のプライドを保ちながら「求められる品質と量」を満足することが難しい。

 

デスクに座りCADを行うだけではなく、現場に行ったり自身で試作や分解調査を行う

順調に設計開発が進むことがほとんどなく、計画通りに業務が進まないことが多くある、試作の失敗や性能の未達に設計再検討、納期が早まる等…しかしチームや実験、工場、営業と協力し量産までやりとげることが非常に面白いと感じる。 デスクに座りCADを行うだけではなく、現場に行ったり自身で試作や分解調査を行ったりと、デスクワークだけではなくマンネリ化なく楽しいと感じる

今後チャレンジしたいこと

新製品の新規開発や新しい市場への参入。 日本市場だけではなく海外市場の拡大に貢献したいと考える、海外の大手フィルタメーカとの市場競争に勝てるように設計力を高めていきたいと考える。

みなさんへのアドバイス

技術的なことを勉強することも大切ですが、会社はチームで動くのでコミュニケーション力が重要になります、普段から周りのひとよく話したり自分の意見を言うように心がけてください。

1日のスケジュール(出社~退社まで)

(スケジュール表が入ります)